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NAで3速のドリフトをとギア比のセットを行い仕上げています。ハイカムとLINK ECUで8000回転レブの3速でのドリフト、6速ミッションですのでグリップ走行なら立ち上がりから直ぐに3速シフトアップです。3000㏄ありますのでトルクは十分ありますしセッティングで十分にエンジンも回ります。今後はグリップ走行にも持ち込み更にギアのセットに取り組みたいですね。

長年時が経つと色々な不具合に見舞われます。機械的な事なら修理と言うのは当たり前ですが、この様なECUや基盤の修理もその中の一部です。永遠に壊れない事は無く壊れたら修理する。そして修理すればまだまだ乗る事が出来ます。しかしどこに持って行けばよいのか分かりませんしそんな所まで色々と見て頂ける店舗がどこにあるのか分からないのは誰でも同じです。自動車トータルで見て頂けるお店を探す事こそ第一歩ですし、あらゆる事柄を行っている当店もそんなお店ですので色々と御相談頂けます。

当時の点火システムと現代のシステムは燃焼効率もさることながらクリーンな排気ガスを狙い素晴らしい進化を遂げてます。燃焼が良ければパワーも上がりますが未燃焼ガスの軽減にもつながります。パワーばかりを追求するのではなく最近の流れを汲んでこの様な点火パーツのグレードアップもアリだと考えております。また点火方法も当時とは違い独立で制御出来ますので性能にも貢献したりと全てに於いて良い事です。見た目にも格好良いとなれば必須のチューニングという事になります!

ターボエンジンは特にこのフューエルレギュレターの燃圧調整とフルコンで簡単にセッティング出来ます。しかしNAエンジンは実力が出ると言うかターボエンジンほど簡単ではございません。だからこそ最後のデモカーはNAエンジンでレーサーに乗って頂き出来をアピール出来ればと考えております。

毎日地道に前に進んでおりますので変わり映えしませんが自動車業界の仕事の進み方はこんな感じです。急いでも進まない、でも出来上がりに近くなるとドキドキは凄いです。せっかくの良い機会ですので今回は取材も受けますし、今後も定期的に頑張り続けます。

ワンオフ製作に慣れておりますので何でも製作が可能です。この画像を確認頂ければこういう感じで仕事が進む事をご理解頂けると思います。同じプログレの2Jですがマウントを少しずらしてJZA80スープラの6速ミッションもすんなりと載る様にしております。ノーマルの様な仕上げは簡単そうで一番難しい、こういう仕事が当店の出来でもあります。派手なエンジンルームも良いですがこういう仕事も重要だと考えております。

LINKでしっかりとセッティングをとれば普通に動きますし性能も望めます。しかし機械的にしっかりと出来ている事が大前提であり、この様な裏方の出来こそトータルの出来に直結します。トラブル無く普通に乗れるチューニングカーを目指して取り組んでいますので手間暇はかかりますが出来は違います。

今後はオプションに連続して出る予定となっております。仕事と共に取材対応と本当にスタッフには頑張って頂いております。出来る限りお客様にもオプション出場を提案させて頂いております。せっかくのチューニングカーですので記念に取材を受けるのも良い事だと考えております。

配線処理が進んできました。出来るだけ綺麗に製作する為にも一から引き直しをします。こういう手間をかければかけるほど車輛の価格が上がりますので通常車両ではココまでは行いません。デモカーと呼ばれる品はこういう細かい所にまで気をかけて製作しております。

設定の無いエンジンを搭載したり個別でしっかりとセッティングしたり、お客様のニーズに応える為にも日々努力しています。今の時代に合わせた提案もさせて頂けますので色々と御相談頂きたいです。丁度良い仕様、お客様の予算に合わせた提案も色々と可能ですので相談頂きたいです。

技術を磨きお客様のあらゆる事象に対するバックアップの為にも様々なカスタムパーツも日々検証と勉強を兼ねまして導入しております。あらゆる事が出来る、そこだけで全て可能という考え方は無駄な費用を抑制したりたらいまわしを避けたりと良い事だと考えてます。多くの開発やドリフト走行による耐久テストなど行っておりますのでパーツの選択から全てお任せ頂けます。

当時の車輛が高くなり過ぎてドリフトも改造の時代ももうそろそろ終わりかなと思っております。当店も最後のデモカーとして今まさに6連スロットルの2Jを製作しております。気軽な金額で楽しめた時代は終わりましたので後は延命にどれだけ頑張れるかです。当時のフルチューン時代、ドリフト全盛期からカスタム文化の斜陽の時です。それでも乗りたいというクルマ好きの願いを叶える為にも当店もまだまだ頑張って行きたいと考えております。